ゴールデンエイジの重要性

ゴールデンエイジとは、5歳から12歳の子供のことをいいます。
運動神経はこのゴールデンエイジ期に形成されると言われています。
体の使い方、自然な反射神経など、頭で理解して動くのではなく、感じたままに体を動かす技術を吸収する特別な時期です。
この時期に正しい体の動きを習得していなければ、運動が苦手な大人になりがちです。

 

丈夫な身体を作る

ボルダリングは、自分の手でホールドを掴んで登るスポーツです。
手や足を使い登るという行動は右脳の活性化を促進し、感覚神経の発達にも繋がります。
また、ランダムに配置されたホールドからルートを導き出すためには、自ら考える力と想像力が求められます。
経験を重ねることで、日常生活においても自然と理論立てて考える力が身についてきます。
ボルダリングは脳と身体をバランスよく使うため、柔軟性やバランス感覚を養い、体幹が鍛えられる優れたスポーツと言われています。

 

心の成長を促す

ボルダリングでは、しっかり考えないとゴールできないルートや、何度も挑戦し失敗を繰り返さなければクリアできないルートがあります。
失敗を繰り返すことで自分の実力を知ることができます。
そしてルートの難しさを分析し、危険を伴うルートを予測し、体の使い方を工夫し、ルートを攻略することで、子供の問題解決力が鍛えられます。
ボルダリングを続けることで、人格形成においても忍耐力、判断能力や危険回避能力などが自然と身につきます。

 

潜在能力を引き出す

ボルダリングは、恐怖心と向き合うことが重要なスポーツです。
高いところに登ると「落ちたら怖い」という人間の本能的な感覚があります。
それと同時にあと少しでゴールできるという「達成したいという欲求」もあります。
他のスポーツではなかなか経験のできない感覚だと思います。
その精神的に追い込まれた状態が集中力を極限まで高め、子供の頭脳と身体の潜在能力を最大限に引き出します。
経験を積み重ねることによって、学ぶことの大切さや地道な努力の重要性に気付き、自信を持った強い子供に成長します。